本気で合格したいなら、独学はおすすめしません
多くの方が独学で行政書士の勉強をしようとします。
確かに、独学だと少ない資金で気軽に勉強をはじめられるので、 気持ちは分からなくはありません。
しかし、本気で行政書士に合格したいと思っているなら、独学で勉強することは諦めて下さい。
特に法律の知識がない方や勉強することから遠ざかっている方はなお更です。
すでに行政書士の難易度を説明したので、その難しさはわかると思います。
行政書士に合格するためには、講義を聴きながら、学習ポイントを抑え、プロの講師にサポートしてもらわなくては到底合格出来ません。
行政書士に不合格になるほとんどの方は独学なのです。
でも、それは考えれば分かる事であって、10人に1人も合格できない試験で、みんなと同じよう勉強で合格できるはずがありません。
もし、それで合格出来るとしたら、法学部出身のもともと勉強が得意な人だけです。
独学で勉強するということは、誰も教えてくれない中、テキストの文字だけで全て理解しなくてはいけません。
市販のテキストはあくまで補助
しかし、文字だけで法律を理解するためには、かなりの読解力が必要で、それがある人は司法書士や司法試験に挑戦するような人です。
そもそも、市販されているテキストは学校に通学してもらうためのもので、皆さんは合格させることではありません。
そのため、書ける内容が限られ、ポイントとポイントしか書かれていません
仮に詳しく書けたとしても、ほとんどの方は独学で合格できないと知っているから教材を発行するのです。
もし、市販されているテキストで合格者を多数輩出してしまったら、学校経営が成り立たなくなります。
それにわずか数千円の教材で、学校で教えているのと同じような内容にするほど学校はバカではありません。
ですので、独学の一番の敵は挫折する事ですが、最初の段階で、合格するのが難しくなっているのです。
これが行政書士の独学の現状です。