3回に1回は難易度が低くなる!
これからお話する内容は、しっかりと行政書士の学習をした方だけに言えることで、参考程度に聞いて頂ければと思います。
聞いた事がある方もいると思いますが、行政書士試験は3年間受験すれば、合格できる確率が高まると。
これは、3年間学習し、3回も受験すれば合格できると言う事ではなく、3回に1回は難易度が低くなるのです。
実際に私の周りでも3回受験して合格出来た方は思いのほかいます。
但し、これは確率的なことなので、運の悪い方だと、3回とも難易度が高くなることもあるので、絶対にそうだとは言えません。
また、合格率が低くても、基礎的な問題が多いケースもあり、難易度が低い事もあるので、数字では判断できない事もあります。
どちらにせよ、3年間一生懸命学習すれば、合格できる可能性が高まると覚えておいてください。
基礎理解を固めましょう
しかし、誤解しないでほしいのは、3年間学習しなければ合格できないと言うわけではありません。1回で合格することは十分に可能です。もちろん、まったくの初学者でもです。
この事はこのサイトで一度触れていますが、重要なのは基礎的な問題をどれだけ深く理解できるかです。
一生懸命学習して合格できない方を見ると、基礎を疎かにして、難しい問題ばかり学習しようとします。
確かに難しい問題を解ければ、達成感があり、学習した気分になります。
しかし、行政書士試験では、どのくらい基礎問題を理解しているか、問われるケースがほとんどです。
悪問、難問といった難しい問題を解けなくても合格できますし、解く必要もありません。
行政書士試験で試されているのは、行政書士として当たり前の知識を当たり前に理解できているかです。
本当に稀なケースの問題を理解している方を求めているのはありません。
その事をくれぐれも注意して学習して下さい。